コードバンについてまとめてみました。
フライングホースのコードバン財布の使用を通じて、コードバンについて勉強してみました。
これからコードバン財布を選ぶ方の参考になれば幸いです。
◆コードバンは。
コードバンは、さすがにご存じかと思いますが、馬のお尻の部分の皮になります。
コードバンは、俗に革のダイヤモンドとか宝石と称されていますが、私の解釈では、単純に艶々した綺麗なレザーなので、そのような例えなのかと思っていましたが、それだけではないみたいです。
コードバンは、馬のおしりの革の部分を削りながら、コードバン層を露出して作られます。
この削り取る作業が、宝石の採掘作業に似ていることから、コードバンを宝石と例えたりしてるようです。
なかなか面白い話です。^^;
◆コードバンの種類
さて、本題の種類ですが、大きくわけて2種類に別れています。
これは、仕上がりの違いになりますが、かなり性質が違う物になっています。
●顔料コードバン
こちらは、コードバンの革の表面に色を塗って作られているタイプです。
フライングホースの財布もこちらのタイプのコードバンが使われています。
革の表面が塗られているので、外側からのダメージに強い傾向にありますが、表面は隠れていますので、革の変化(エイジング)は見えない特徴があります。
●染料コードバン
こちらは、コードバンの革に色を染めて作られているタイプです。
革の表面は剥き出しの無防備状態のため、外側からのダメージに弱いですが、表面は隠れていないので、革の変化をまじかに見ることが出来る特徴があります。
コードバンはエイジングに魅力があるので、マニア受けするのはこちらのタイプになっています。
主に、水染めとかアニリン染めと呼ばれており、さらにオイルを多く含ませてた物はオイルコードバンと呼ばれています。
以上、上述の通り、同じコードバンでも顔料と染料では、まったく違う性質があり、コードバンを選ぶ上での重要なポイントになります。
じっくり検討してして見てください!
⇒顔料コードバンを扱うブランド
⇒染料コードバンを扱うブランド