簡単比較!
フライングホースとは同系列のブランドと言うことでブリティシュグリーンの財布を比較検討されてる方もいるかと思います。
ブリティシュグリーンはブライドルレザー財布の中では、非常にお手頃価格で、恐らくフライングホースより売れてる人気財布と言えるかと思います。
2017年より新たにリニューアルされ、よりコンパクトになりました。
こちらのページでは、番外編としてフライングホースと簡単ですが比較してみたいと思います。
①根本的な違いは、革ですね。
フライングホースは、馬革のコードバン、ブリティシュグリーンは、牛革のブライドルレザーとなっています。
ブライドルレザーは、最初はブルームと呼ばれるロウが吹き出ていて、粉っぽい感じになっていますが、使用すると徐々に消えて行き、一見では、コードバンとは、それほど変わらない雰囲気になるかと思います。
コードバンの方が艶や光沢が強く出ています。
触った感触は、フライングホースは、はりがあり、弾力がありますが、ブリティシュグリーンはパリッとした感じです。
ブリティシュグリーンのブライドルレザーは、ショルダー部分が使われているとのことですが、フライングホースのコードバンに比べるとやや薄い印象がありました。
どちらもツルツルしてます。
②そして一番わかりやすい違いは、財布の仕上がりです。
財布のふちまわりの処理が異なるため、それぞれ印象がだいぶ違って見えます。
フライングホースでは、財布のふちの部分が綺麗に切られて、断面は、コーディングされています。これは、切り目コバ塗りと言われる処理方法ですが、一方のブリティシュグリーンでは、表面の革を内側に引っ張ってきて、そのまま縫い付けています。こちらは、ヘリ返しと言われている処理方法です。
(各処理方法のサンプル画像)
私のフライングホース財布:切り目コバ塗り
私の名刺入れ:ヘリ返し
公式の詳細ページで確認された方がわかりやすいかと思いますが、このふちまわり部分の違いだけで、財布の印象はだいぶ変わるので、選ぶ時のポイントになるかと思います。
フライングホースは、ビジネスなどフォーマルシーンで、ブリティシュグリーンは、加えてカジュアルな雰囲気が出ている印象ですかね。
両者の場合、素材の違いに気を取られがちですが、こちらも重要なポイントになるかと思います。
面白いと思うので、それぞれのふちの部分をよ~くご覧になってみてください。^^